1/700 タミヤ模型 第13号型駆潜艇第20号艇
制作:礼千西沢
大東亜戦争中、あまり知られていませんが連合艦隊よりもこういう小艦艇の方が活躍しているのです。
対潜哨戒、船団護衛、港湾の警備、物資輸送など幅広く活用されました。
その結果、各地で連合軍と戦闘を交えることとなったのです。
そして乗組員の生存率も連合艦隊の艦艇の乗組員よりもはるかに少ないのです。
駆潜艇隊も多くは戦没しています。
しかしながら、20号艇は大東亜戦争を生き抜いた数少ない駆潜艇の一つです。
1941年8月20日就航
呉防備隊に配属
豊後水道で警戒に従事
1942年2月第1根拠地隊編入
スターリング湾哨戒に従事
3月第23特別根拠地隊編入
マカッサル方面にて船団護衛に従事
8月第11特別根拠地隊編入
パラオ方面の船団護衛に従事
1943年7月よりペナン方面で船団護衛に従事
11月14日ペナン付近で敵潜水艦と交戦被弾損傷
シンガポールにて修理
1944年6月修理完了
8月第31特別根拠地隊編入
マニラ方面で船団護衛に従事
11月レイテ輸送作戦に参加、敵機の攻撃を受け損傷
1945年1月第11特別根拠地隊編入
サイゴン方面で船団護衛に従事
3月第1海上護衛隊に編入
船団護衛中、香港で敵機の攻撃を受け損傷
修理後、船団を護衛して5月呉に帰投
修理中に終戦
1948年解体